三岸節子　南仏の街　クレヨン


三岸 節子（みぎし せつこ、1905年1月3日 – 1999年4月18日）は洋画家である。
新制作協会会員。愛知県起町（後の尾西市。現・一宮市）生まれ。旧姓は吉田。
母・菊は鵜飼氏で，安政の大獄で死罪となった水戸藩士・鵜飼吉左衛門(幼名は菊三郎)の一族。

岡田三郎助に師事。
1924年三岸好太郎と結婚。
1946年女流画家協会を創立。
1968年からは南仏に居を移して、作品の制作をする。
1991年に帰国し神奈川県大磯の山荘へ転居。作品に『くちなし』『飛ぶ鳥』等。
1950年第一回芸術選奨を受賞。（芸能選奨）
1986年秋の叙勲で勲三等宝冠章を受賞。
1988年尾西市の名誉市民に推挙される。
1994年女性洋画家として初めて文化功労者となる。
1998年市は第三者の手に渡っていた節子の生家跡を買い取って三岸節子記念美術館を建設し、11月3日に開館した。
1999年急性循環不全のため、大磯の病院で死去。94歳