香月泰男 いちはつ 38.1×27.3 水彩

いちはつ 38.1×27.3 水彩

香月泰男

1911年 山口県に生まれる。

1934年 「雪降りの山陰風景」で国画会に初入選。

1936年 東京美術学校油絵科を卒業。北海道庁立倶知安中学校に美術教師として赴任。

1939年 梅原龍三郎、福島繁太郎の知遇を得る。「兎」第三回文展特選。

1940年 国画会第15会展で佐分賞を受賞。国画会同人に推挙される。

1943年 山口市の西部第4部隊に入隊、満州国に動員される。

1945年 セーヤ収容所に入れられる。

1947年 帰国。下関高等女学校に美術教師として復職。

1955年 マチエルに方解末を用いた独特の黒い作品が生まれる。

1956年 「ヒューザンス」がメルボルン近代美術館に収蔵される。

1958年 欧州巡回日本現代美術展に近作数点を送る。

1968年 西日本文化賞受賞。

1971年 安井賞選考委員を委嘱される。

1974年 死去。勲三等瑞宝賞受賞。